外壁塗装の手順は建物の種類や外壁に使われている素材によって若干異なりますが、共通して最初に行われるのは足場の敷設です。高所でも作業しやすいように鉄骨などで足場を組むと同時に、塗料の飛散を防ぐためにシートを張りめぐらします。
次は、下地処理となります。これは防水や防カビなどが目的で、目地のすき間を埋めたりするのが主な作業です。新築でなくリフォームの場合は、下地処理の前にヒビの補修やサビ落としなどを行います。
最後は塗りとなりますが、通常は下塗り・中塗り・上塗りの3段階にわけて塗料を塗っていきます。下塗りは外壁材と塗料の密着を良くするために、中塗りは下塗りを補強するためにそれぞれ行います。施主の希望した壁色に塗る上塗りが、最終的な仕上げとなります。
塗りが完成したら足場やシートを解体して、作業は完了となります。